【6月11日】かさの日に読みたい傘の絵本4選

6月11日は「かさの日」。

1989年に日本洋傘振興協議会(JUPA)が制定した記念日です。

この日が暦の上で「梅雨入り」を意味する「入梅」になることが多いことからつけられました。

この季節の必需品である傘の販売促進と傘の使い方など、モラルの向上を目的にしています。

おすすめのかさの絵本を4冊ご紹介します。

1.モノトーンで描かれた文字のない絵本『かさ』

  • タイトル:『かさ』
  • 作:太田大八
  • 出版社:文研出版

モノトーンで描かれた文字のない、とてもおしゃれな絵本です。

小さな女の子が、真っ赤なかさをさし、大きな黒い傘を持ってあるいていきます。

他は全て白黒なのに、女の子の持つ傘だけが赤で描かれていて目をひきます。

道々いろんなものに興味をそそられながらも駅にたどり着き、おとうさんに大きな傘を渡す姿は、とっても微笑ましいです。

絵が女の子の気持ちなどをたくさん語っていて、開くたびに幸せになる絵本です。


2.子どもをお手本に『おじさんのかさ』

  • タイトル:『おじさんのかさ』
  • 作:佐野洋子
  • 出版社:講談社

おじさんは、とってもりっぱな傘をもっていました。

でかけるときはいつも傘をもって出かけましたが、雨が降っても傘をさしませんでした。

なぜって、傘が濡れるからです。

ある日おじさんが公園で休んでいると、雨が降ってきました。

ちいさな男の子が雨宿りに来て、友達の小さな女の子の傘に入り、二人で歌を歌いながら帰ります。

「あめがふったら ポンポロロン
あめがふったら ピッチャンチャン」

おじさんもつられて歌いだします。

雨の日のお話会などで読んでも、喜ばれるお話です。


3.鮮やかな傘が欲しくなる『かさどろぼう』

  • タイトル:『かさどろぼう』
  • 作:シビル・ウェッタシンハ
  • 訳:いのくまようこ
  • 出版社:徳間書店

『きつねのホイティ』の作者でもあるスリランカの絵本作家さんの作品。

南国らしい鮮やかな絵と、大らかで温かみのあるストーリーで、絵本の中に引き寄せられます。

舞台はスリランカのとある村。

それまで傘の存在を知らなかったキリ・ママおじさんが町で色とりどりの傘に出合い、「なんてきれいで、べんりなものだろう」と買って帰ります。

ところが、村に帰ってお店でコーヒーを飲んでいるうちに、かさは誰かに盗まれてしまいました。何度かさを買って帰っても、全部盗まれてしまったキリ・ママおじさんは、ある時、どろぼうを捕まえようと、作戦を立てます。

キリ・ママおじさんの大らかでやさしい行動が、やがて村の人たちに感謝されることになります。

村にキレイな傘があちこちに開き、花が咲いたようになったシーンでは、とても幸せな気分に。

「どろぼうがかさをぬすんでくれて、よかったなあ」というキリ・ママおじさんの言葉を聞いて、肩の力が抜けてとても楽しい気分になれます。


4.ブレない男の物語『ジョナスのかさ』

  • タイトル:『ジョナスのかさ』
  • 作:ジョシュ クルート
  • 絵:アイリーン ライアン イーウェン
  • 訳:千葉茂樹
  • 出版社:光村教育図書

社会に傘を浸透させた、ブレない男を描いたノンフィクションです。

1750年頃、ロンドンでは傘をさすという習慣がなかったそうです。

ジョナスは、周りに笑われたり、目の敵にされても、便利である傘を使い続けます。

イラストがおしゃれで、古いイギリスの雰囲気がとても出ています。

伝記的なお話なので、高学年の読み聞かせなどでも喜ばれるでしょう。

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