【鳥の絵本特集②】愛鳥週間に読みたい鳥が主人公のドラマチックな物語5選

5月10日からの1週間はバードウィーク

野鳥を保護し、自然に親しむ「愛鳥週間」です。

子どもも大人も、身近な生きものに目を向けるチャンス。

鳥が主人公の絵本をたくさん紹介します。

第1回は鳥が主人公のユーモア絵本4選をご紹介しました。

【鳥の絵本特集①】愛鳥週間に読みたい鳥が主人公のユーモア絵本4選

第2回は鳥が主人公のドラマチックな物語5選を紹介します。


子どもの巣立ちにドキドキ『こすずめのぼうけん』

  • タイトル:こすずめのぼうけん
  • 文:ルース・エインズワース
  • 絵:堀内誠一
  • 訳:石井桃子
  • 出版社:福音館書店

お母さんすずめに飛び方を教えてもらい、上手に飛ぶことができるようになったこすずめ。

お母さんの注意をつい忘れて、ずいぶん遠くまできてしまいます。

からすやふくろうたちに「仲間じゃないから」といって拒否され続けるこすずめですが、お母さんすずめに無事発見されて、無事に帰ることができました。

読みながらどんどんと不安な気持ちになっていく子どもたちも、最後におかあさんすずめの背中におんぶされて飛ぶこすずめを見てホッ。

親子が巣の中で寄り添うページでは自然と笑顔になっています。

やさしくきれいな色合いの挿絵と美しい文章がマッチしていて、とっても心休まる絵本です。


素朴だけれど、素敵なものがギュッと詰まったお話『ターちゃんとペリカン』

  • タイトル:ターちゃんとペリカン
  • 作:ドン・フリーマン
  • 訳:西園寺祥子
  • 出版社:ほるぷ出版

『くまのコールテンくん』で有名なドン・フリーマンの作品です。

毎年夏休みにキャンプする海辺で、ひとり魚釣りをするターちゃん。 

そこで、去年出会ったペリカンに再会します。 

新しい長靴を脱いで、ペリカンの後について行ったターちゃんですが、潮が満ちてきて長靴が流されてしまいます。

ターちゃんとペリカンのやりとりに、心配したり、驚いたり、感激したり。 

素朴だけれど、素敵なものがギュッと詰まったお話です。 

「うみのみずってまるでペリカンみたいだよ。 

きたなとおもうといなくなるし、いないなとおもうとまたくるんだもの」 

ラストのセリフがとってもおしゃれです。


ボストンの街並みを堪能できる『かもさんおとおり』

  • タイトル:かもさんおとおり
  • 作:ロバート・マックロスキー
  • 訳:渡辺茂男
  • 出版社:福音館書店

他の絵本よりちょっぴり大きなサイズに、画面いっぱい描かれるカモやボストンの町並み。

セピア色一色で細かく描かれたデッサンはどれもこれも美しく、ずっと眺めていても飽きません。

ストーリーも、ユーモアがあって、あたたかく、親しみやすいものです。

「ジャック、カック、ラック、マック、ナック、ウァック、パックにクァック」という子がもたちの名前がでてくる場面は特にユニークです。

行列を見守る人たちも魅力的。

マイケルさんが手を挙げて車を止め、カモの親子を通してあげる場面を見るたびに、胸がキュンとなります。

派手さはありませんが、読めば読む程好きになる絵本。

いつかボストンに行って、カモの親子が通った道を自分も歩いてみたいなぁ。


小学校5年生の国語の教科書にも載っているお話『大造じいさんとがん』

  • タイトル:大造じいさんとがん
  • 文:椋鳩十
  • 絵:あべ弘士
  • 出版社:理論社

小学校5年生の国語の教科書に載っているお話です。

私もちいさい頃、国語の授業で習った記憶があります。 

がんの残雪と大造じいさんの対決。 

お互いを認めつつ、正々堂々と戦おうとする姿が格好いいです。 

あべ弘士さんのイラストは、凛としていて、魅力的です。 


季節外れでも読みたい『マーガレットとクリスマスのおくりもの』

  • タイトル:マーガレットとクリスマスのおくりもの
  • 作:植田真
  • 出版社:理論社

サンタさんに憧れる女の子が、くるみわり人形に案内されながら、プレゼントを配るお話。

トナカイのそりではなく、大きな白い鳥にまたがって、冬の空を飛びます。

マーガレットが配るのは、りす、みつばち、野鳥たちへのプレゼント。

プレゼントをあげたいというマーガレットの気持ちに、優しい気持ちになります。

クリスマスが舞台ではありますが、それ以外の季節でも楽しめるお話です。

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