【母の日に絵本を贈ろう②】お母さんの心を癒す絵本5選

5月の第2日曜日は母の日

日頃の感謝の気持ちを表す日ですね。

カーネーションの花束も良いけれど、今年は何か違うものを…と考えている方。

絵本を贈ってみてはいかがでしょうか?

絵本は子どもだけのものではありません。

大人が癒される絵本もたくさんあります。

母の日にプレゼントしたい絵本

1回目は、お母さんに「だいすき」を伝える絵本5選をご紹介しました。

【母の日に絵本を贈ろう①】お母さんに「だいすき」を伝える絵本5選

2回目は、お母さんの心を癒す絵本5選をご紹介します。

いつも元気なお母さんでいてほしいから、絵本読んでホッとできるひとときをプレゼントしたいですね。

もちろん、頑張っている自分へのご褒美にもオススメの5冊です。


1.『あさになったのでまどをあけますよ』

  • タイトル:あさになったのでまどをあけますよ
  • 作:荒井良二
  • 出版社:偕成社

新しい1日を迎えるために、子供たちが、部屋の窓をあけます。

「やまはやっぱりそこにいて きはやっぱりここにいる」

見える景色は、都会だったり、田舎だったり、水辺の街だったり…

そこに住む人たちにとって、いつもと変わらぬ風景が広がっています。

「なにげない日々の繰り返しの中に幸せがある」と教えてくれているようです。

荒井良二さんが、3.11の被災地の方々と一緒に取り組むワークショップのために、東北地方沿岸部の町を訪ねる旅を繰り返してできた1冊。

美しさに込められたポジティブな気持ちが伝わってきます。

この絵本に助けられた我が家のエピソードがあります。

子供たちが小さい頃、家族中でひどい風邪をひいてしまい、ベッドの中で「このまま治らなかったらどうしよう」などと弱気になったことがありました。

そんな時、3歳くらいだった次女が本棚からこの本を持ってきました。

きれいな朝の風景と光がまぶしく、さわやかで気持ちのよい風が吹き抜けたようでした。

「あさになったのでまどをあけますよ」の言葉に、そうだ、朝がこない夜はない。

治らない風邪なんてないんだ(今考えると大げさで笑ってしまうけれど、その時は本気)、となんだか少し元気がでてきました。

それ以来、ちょっと疲れ気味の時などには、この絵本のことを思い出し、元気をもらっています。

「ああ、今日もまた 新しい一日がはじまる」

というセリフによって、リフレッシュされるのです。


2.『たいせつなこと』

  • タイトル:たいせつなこと
  • 文:マーガレット・ワイズ・ブラウン
  • 絵:レナード・ワイズガード
  • 訳:うちだややこ
  • 出版社:フレーベル館

こおろぎ、グラス、スプーン、ひなぎく・・・

いろんなものにとってのそれぞれの「たいせつなこと」が詩的な表現で語られます。

マーガレット・ワイズ・ブラウンのことばが、レナード・ワイスガードの上品で美しい挿し絵と相まって、心に響きます。

「あなたにとってたいせつなのは あなたがあなたであること」

というラストのセリフに、誰もが勇気づけられるはずです。

日本語訳はうちだややこさん。

ラストの一文の手書きの文字は、なんとご主人の本木雅弘さんが書かれたのだとか。

お二人の、お互いを認め合う関係性に憧れます。


3.『ルピナスさん』

  • タイトル:ルピナスさん
  • 作:バーバラ・クーニー
  • 訳:掛川恭子
  • 出版社:ほるぷ出版

広い世界を見る

海の近くで暮らす

世の中を少しだけ美しくする

子どもの頃、大好きなおじいさんと交わした3つの約束。

その約束を、ルピナスさんは生涯をかけて果たします。

静かに、そして力強く生きた女性の一生を味わう物語。

「なにをすればいいか、いまはまだわかりませんが、きっといつか、わかる日がくるでしょう。」

ラストのセリフに、共感する方も多いはず。

バーバラ・クーニーの優しく美しいイラストは、心を穏やかにしてくれます。


4.『まっててね』

  • タイトル:まっててね
  • 文:シャーロット・ゾロトウ
  • 絵:エリック・ブレグヴァド
  • 訳:みらいなな
  • 出版社:童話屋

結婚したお姉さんが久しぶりに実家に帰ってきます。

すっかり大人になったお姉さんを、妹は憧れの眼差しで見つめます。

お姉さんのように振る舞いたいけれど、まだ小さいからうまくできない。

「だからまっててね。きっといろんなことができるひとになって かあさんにあいにくるわ」

とお母さんに伝えます。

すぐに大きくなるからまっててね。なんて言われたら、お母さんはたまらないでしょう。

自分が小さかった頃のことも思い出すかもしれません。

特に、娘さんを持つお母さんに贈りたい1冊です。


5.『ウィンクルさんとかもめ』

  • タイトル:ウィンクルさんとかもめ
  • 文:エリザベス・ローズ
  • 絵:ジェラルド・ローズ
  • 訳:ふしみみさを
  • 出版社:岩波書店

ウィンクルさんは港町の漁師。

いつもひとりぼっちで、話し相手はえさを食べにくるかもめだけです。

ある日全く魚が捕れなくなり、町中の漁師が漁に出るのをあきらめますが、ウィンクルさんだけは変わらず毎日漁に出かけていました。

そんなウィンクルさんにかもめたちが合図をして…

どんなことがあっても、変わらず自分のスタイルを貫くウィンクルさんの姿勢に胸を打たれます。

最後までやさしくて欲張らず、淡々と暮らす姿を見ていると、心が穏やかになります。

ユーモアたっぷりの美しくかわいらしい挿絵を、カラーと白黒ページ交互にたっぷりと味わえる1冊です。

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